使い方によっては強い武器になるリピート系自動売買システムの魅力

FXの基礎編

自動売買システムの取引量は年々増加しており、世界全体で約5割を超えるともいわれています。なかでも今人気があるのが、リピート系自動売買システムです。リピート系とは、「買いor売り」や「決済(利食・損切)の値幅」などをあらかじめ設定して、その条件で売買を繰り返す特殊注文のことで、一定の売買ルールに基づき自動売買するシステムトレード(シストレ)に当てはまります。一度設定しておくだけで放置できるため、時間の効率化を図ることができます。自動的に売買するため、心理的な負担も軽減できるというメリットもあります。リピート系自動売買システムは、各証券会社のサービスにも採用されています。

リピート系に限らず、自動売買システムは為替相場に対する知識が少なくても本格的な売買を始められる非常に便利なツールです。一方でデメリットもありますから、その点も理解したうえで上手に運用してください。

リピート系自動売買システムの強み

自動システムは人間のように感情に左右されることがありません。ある一定のレンジ内で価格が上下する揉み合い状態、つまりレンジ相場で最も効果を発揮します。FXの世界では微妙に相場が上下するレンジ相場が、全体の70%になるといわれています。リピート系システムを設定しておくことで、約70%の相場の変動に対して自動的に売買を繰り返し、利益を得ることが可能となるのです。

リピート系自動売買システムの弱み

急激な相場変動に対応できないことがある

リピート系システムの弱点は、一方的に価格が上昇または下落する相場状態への対応が難しいことです。このような一方的な展開でポジションを持ったままにすると大きな損失を被ってしまう可能性があるので、想定レンジを越えた時点でトレーダーの判断で速やかに売却(損切り含む)しなくてはいけません。

しかし、技術は日進月歩で進歩しています。同じ上昇相場でも価格が上下しながら徐々に切り上げていくような相場展開であれば、そのトレンドに合わせてレンジを自動変動してくれるようなリピート系システムもあるそうです。

自動売買のアルゴリズムはEAとかストラテジーとよばれています。これらのアルゴリズムは万能ではなく、それぞれ向き不向きがあります。「上昇相場に強く下落相場に弱い」「下落相場に強く上昇相場に弱い」「レンジ相場に強くトレンド相場に弱い」といった特徴があるのです。したがって、ユーザー側がEAの性質を理解したうえでうまく調整してあげる必要があります。

人気が集中することで精度が落ちるという皮肉な弊害

リピート系システムが便利であるために、ユーザーが増えることによる弊害も発生します。特定のリピート系システムに人気が集まることで、成績が悪くなることがあるのです。どういうことかといえば、同じシステムを使っているユーザーからの注文が集中すると相場に影響を与えてしまい、本来狙っていた価格で売買注文ができなくなる場合があるのです。

メタトレーダー(MT4)などで個人作成したEAであれば人気が集中するといった問題は発生しませんが、証券会社が提供している自動売買システムで運用をする場合には、このような影響を受けることがあります。

リピート系システムはファンダメンタルに弱い

また、自動売買システムは、雇用統計や経済指標の結果を見てトレードしているわけではなく、テクニカルによって売買をおこなっているので、ファンダメンタルの影響でレートが一方的に動いてしまうと、それをシグナルと誤認して取引をすすめ、損失を被ってしまうケースもあるので注意が必要です。

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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