瞬く間に奈落の底に突き落とされたFX失敗者の2つの怖い話

初心者を狙う罠

あらためて「FXとはなにか」を読みかえしてほしいのですが、FXは初心者を突然地獄に突き落としてしまうことがあります。それは、これまでもお伝えしているように、一攫千金のスケベ心か無知によるパターンです。今回は2人の初心者FXトレーダーの失敗ケースを紹介します。FX取引のスタートで躓くと、あっという間にこのような最悪のパターンに陥るリスクがあるということを充分に理解しておきましょう。

専業主婦Aさんのケース

寿退社で専業主婦になったAさんは、アルバイトを探していましたが、インターネットでFXを知り、「10万円が1億円に!」、「専業主婦にピッタリのFX投資」などの謳い文句に惹かれて、自分の貯金を元にFXを始めてみることにしました。ほとんどレバレッジをかけずに慎重に取引をしていたことから、意外にも順調に利益が生まれました。

そこで「これだけ利益がでるのだから」と、少しずつレバレッジをかけていったところ、突然相場が大きく変動し、強制ロスカットの危機に直面してしまいました。証拠金を追加しないと、強制ロスカットになってすべてのポジションが決済されてしまいます。そこでAさんは、住宅ローンの頭金として準備していた預金を取り崩して証拠金を追加しました。

その後、さらに相場は逆風が続き、失敗したままで終わりたくない気持ちが強くなり、Aさんはふたたび証拠金を追加し、ついには消費者金融で借金してしまいました。「もう少し相場が戻れば返せる」。そう信じて借金を積み重ねるうちに、とうとう取り返しのつかないほど借金が膨れ上がってしまいました。その後、Aさんの借金が発覚し、夫婦で話し合った結果、FXから完全に撤退することになりました。Aさんはパートで働きながら、夫婦で借金を返済しているそうです。

会社員Bさんのケース

会社員のBさんは学生時代の友人がFXをやって羽振りがよかったことから自分でもやってみたいと考え、帰宅後の時間を利用してFXを始めました。昼間は会社で働き、帰宅後の時間帯を利用してトレードを始めました。いつしかBさんにとって、帰宅してからのトレードの時間が毎日の楽しみになっていきました。

予想どおりに相場が動いて利益が確定すると、高揚感がみなぎります。Bさんはつい夜中まで取引をするクセがつき、日中眠くなることが多くなりました。帰宅するとすぐにパソコンの前に座り、トレードを始める日々。Bさんはいつしか、ポジションを持っていないと落ち着かなくなっていきました。一種の中毒症状です。FXトレーダーの間では、常にポジションを持っていないと落ち着かず、好機を待てない状態を「ポジポジ病」と呼びます。Bさんはまさにそんな状態に陥っていました。

そんな状態で、利益をあげ続けられるわけがありません。いつしか負けが続き、Bさんはこれまで貯めてきた貯金を切り崩すようになりました。結局、10年かけて貯めた400万円の貯金をすべてFXにつぎ込み、それでも負けを取り返せずに、強制ロスカットで退場を余儀なくされてしまう。

もうFX取引をすることはできず、貯金残高も数万円程度しかなくなったBさんは、その後、立ち直るまでに半年近い時間を要したそうです。

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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