FXトレードでもっとも注意しなければならないのはロスカットです。その基準はFX会社によっても異なりますから、口座選びの際にも注目しておきたいポイントです。
ロスカットの仕組みを知る
為替差益が生じれば口座に利益が振り込まれ、為替差損が生じれば、口座残高から損失分が引かれます。したがって、損失が大きくなると証拠金不足に陥る恐れがあります。
その場合は、ロストカットと呼ばれる強制的な決済がおこなわれます。為替の変化によって含み損が大きくなり証拠金が一定のラインまで目減りすると、自分が決済したくないタイミングであっても、FX会社が勝手に決済してしまいます。
ロスカットの仕組みはFX会社によって異なる
ロストカットの基準になる証拠金の目減りのラインはFX会社によって基準が異なります。
多くみられる基準は、証拠金が80%を割り込んだ時点でロスカットが発動するパターンですが、発動基準は業者によって異なりますから、事前に確認しておく必要があります。
ロストカットは損失が青天井にならないための安全装置ではありますが、証拠金の積み増しをしなければ、それ以降の取引ができなくなってしまいます。したがって、ロストカットに追い込まれる前に、自分の意思でストップロス(損切り)を決断するのが賢明なディールです。このあたりの判断がFXの難しさであり、醍醐味といってもいいでしょう。

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