FXはインターネットを通じて取引をおこないます。FX業者の取引システムのエラーで取引ができないというケースはまれですが、絶対というわけではありません。一方で自分が取引に利用しているPCやスマホが急に壊れて取引できないというケースはときどき見られます。そのほか、天災などによる障害やシステム回線の故障によって注文が出せない場合もあります。
PCなどの取引ツールの不調で売り買いができなくてもすべて自己責任ですから、誰も保証してくれません。
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システム回線障害で補償は受けられない
回線障害によってネット配信会社から補償を受けることはできません。回線が切れて売買のタイミングを逃したとしても「回線が途切れて損切りが遅れた。どうしてくれる!」などというクレームが通じないのは当然です。FX業者のシステムトラブルであっても、損失の内容が断定できないので、損害賠償は難しいと考えた方がいいと思います。
システムトラブルはすべて自己責任だということを知っておきましょう。
複数の取引ルートを確保しておこう
自分が取引に利用しているPCやスマホが急に壊れて取引できなくなる事故が発生する可能性もあるでしょう。自分の取引ツールの不調に関しては、PCとスマホ、どちらからでも取引ができるようにしておくことが重要です。
FX業者のシステムトラブルに関しては、複数の業者に口座をもってトレードできるようにじゅんびしておくなどの対策を取っておくことが有効です。売買のタイミング遅れで一番怖いのはロスカットを食らってしまうリスクです。したがって、すべての取り引きにおいて、かならずロスカット注文を事前に入れ、もし取引ができない状況で相場が動いても損失を限定しておくことが大事です。
PCやスマホの不調のほか、誤作動によってユーザーに損失が生じた場合も、ユーザーがすべての責任を負うことになります。事故対策としては、普段からPC、スマホの両方で取引をして操作に慣れておくことが肝心です。もしものときは慌てずに対処できるようにトレーニングしておきましょう。
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