自動売買システムはトレーダーが直接売買をしなくとも、自動的にトレードしてくれるシステムです。FX会社が独自に運用しているシステムのほか、インターネット上でもいろんな種類のシステムが出回っています。
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自動売買システムは使い方によっては頼りになる
これらの自動売買システムは、トレーダーが事前に設定した条件にあわせて売り買いをおこないます。FXの市場は24時間動いています。普通の人は一日中PCの前に張り付いているわけにはいかないですが、システムは人間の都合に関係なく決められたルールに従って自動的に稼働してくれます。市場は24時間動いているので、トレーダーにとって自動売買システムはチャンスを逃がさないための有力なツールになり得ます。したがって、上手に活用すればサラリーマンや初心者にとって頼りになるツールとなる可能性があります。
自動売買システム頼みのトレードには限界がある
ただし経験上、販売されているソフトについてその機能が明確に示されているものは少ないと感じています。ユーザーが決めた基準にしたがって為替の上下にあわせて売買する、いたってシンプルな構造のように思えるのですが、機種ごとにプラスアルファの機能が準備されているほか、機械ゆえの限界もあります。
なぜなら自動売買ツールは複雑な取引を実現することが難しく、市場が急変した場合に臨機応変に対応することができない欠点があるからです。
ただし自動売買システムは万能ではない
FX会社が運用している無料の自動売買ツールのほかに有料のものもあり、ネットでは怪しげなツールも無数に出回っています。
ロシアの会社が開発した「MT4」という有名なFX取引のプラットフォームは、無数のテクニカル指標を表示しています。MT4には世界中のシステム開発者が制作したオリジナルのテクニカル指標が公開されていて、それらを自由にインストールして使用することもできます。MT4の機能を用いて独自のEAを作成することも可能です。日本国内で流通している自動売買システムの多くが、MT4から派生したものだといわれていて、自身でオリジナルの自動売買システムを制作しているトレーダーもいるようです。
どの自動売買システムも機能性には一長一短があります。当然ながら完璧といえるシステムは存在しないので、このことを理解したうえでシステムを導入すべきかどうかを決めるべきだと思います。そしてなにより、システムの中身がブラックボックスになっているものには手を出さないようにしたいものです。システムの不備や限界で負けても、その結果はトレーダーが負うことになるわけですから。
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