初心者トレーダーが大ケガしないためにはこの3つの通貨ペアしかない理由

FXの基礎編

売買する2国の通貨の組み合わせを通貨ペアといいます。代表的なものは、円とドルやユーロなどの組み合わせですが、FXではそのほかにもさまざまな通貨ペアを選択することができます。

今回は通貨の種類と通貨ペアの特徴について、また、初心者が選ぶべき通貨ペアについて解説していきます。

メジャー(主要)通貨とマイナー通貨

メジャー通貨とは

メジャー通貨とは世界中で流通量の多い通貨のことで、米ドル・ユーロ・英ポンド・日本円・豪ドル・スイスフラン・カナダドル・ニュージーランドドルの8つの通貨を指します。

メジャー通貨は、流通量が多いため値動きが安定しているという特徴があります。相場が激しく乱降下したり、通貨価値が短期間のうちにほぼゼロになる、といったリスクはほとんどありません。

マイナー通貨とは

マイナー通貨とは、メジャー通貨(主要通貨)以外のすべての通貨のことです。

マイナー通貨は相流通量が少ないため相場の乱降下が激しくスリリングなトレードになる可能性が多い反面、気候変動や政治的混乱などによって国家が破綻、もしくは致命的なダメージを受けて、通貨価値が皆無になる危険もあります。

ただし、その分金利が高く設定されていることが多く、あながちデメリットだけでもありません。ここで代表的な2つの通貨の特徴を紹介しましょう。

トルコリラ

メジャー通貨と比較して流動性が低く、不安定な国際情勢を受けて予測が難しい値動きをする通貨です。その一方で、金利が高いというメリットがあります。

南アフリカランド

トルコリラ同様、不安定な値動きをすることで知られています。南アフリカは比較的政情が安定し、経済成長している国ですが、その一方で国内の高い失業率など、恒常的なマイナス要因もあります。

通貨ペアとは

FXは2つの異なる国の通貨を売買する取引であり、通貨ペアは売買する2か国の通貨の組み合わせを意味しています。

たとえば、米ドルと日本円の通貨ペアで「米ドル/円」という表記であれば、「1米ドルを何円で交換できるか」という意味になります。このほか、メジャー通貨同士のペアであれば「米ドル/円」「円/ユーロ」「豪ドル/円」「ユーロ/米ドル」などの組み合わせが考えられます。

初心者におススメの通貨ペア

猫道場が初心者におススメする通貨ペアはズバリ、以下の3つです。あえていえば、これ以外の組み合わせのトレードは検討しなくてもいいです。

ドル/円
ユーロ/ドル
ユーロ/円

取引量が多いから

取引量が多い通貨ペアは、多くの人が注目しているため、チャートの値動きが安定していて取引をする際の特徴をつかみやすいといえます。また、何か突発的な事件が起こったときに、急激に変動するリスクも低いため、最初にFX取引をする際には手を付けやすいペアだといえます。

ポラティリティが大きいから

ボラティリティとは、「値動きがある」という意味です。値動きがほとんどない通貨ペアでは、取引によって利益を出すことは難しいので、ある程度ボラティリティがある通貨ペアを選ぶことをおススメします。

注意しておきたいのは、ボラティリティが高いと利益を出しやすいものの、その反対にあっという間に損失が出てしまう危険があるということです。

スプレッドが狭いから

通貨FXでは通貨ペアを売るときの値段(Bid)と買う時の値段(Ask)に差があります。この差額を「スプレッド」といいます。スプレッドはトレーダーのコストになるので、できるだけスプレッドが狭い通貨ペアを選ぶことが大切です。

スプレッドは常に一定ではなく、変動します。たとえば「相場が急激に動いている」「経済指標が発表された」「世界的なニュースがあった」といったタイミングで大きく変動します。この点からも、情報を入手しやすい国の通貨を選ぶことで、こうした変化を捉えやすくなります。

初心者にマイナー通貨をおススメしない理由

どの通貨ペアを選択するかについては投資家のスタイルによって意見がわかれるところですが、猫道場ではFX初心者にマイナー通貨をおススメしません。もちろんマイナー通貨のトレードには魅力もありますが、リスクを理解したうえで判断してください。

マイナー通貨の分析の難しさ

マイナー通貨は、政情やその国特有の事情によって為替が急変する可能性があることを解説しましたが、そのほかにも市場分析が難しい状況があります。

マイナー通貨は固有の条件のほかに、メジャー通貨の相場変動に左右されることも多いので、市場分析するためには、結局のところメジャー通貨の動向をある程度把握しておく必要があるのです。現実問題として、投資のプロはマイナー通貨をあまり扱いません。プロの間では、見返りが大きいとはいえ、読みづらく、手間やリスクが高いマイナー通貨は敬遠される傾向にあります。

マイナー通貨特有の魅力もあるが

リスクが大きいとはいえ、マイナー通貨ならではの魅力(短期間での大きな為替差益)については、完全には否定しません。またマイナー通貨はスワップ(金利)が高く、保有しているだけでも利益が出るので、株の配当のような長期保有によるスワップ狙いの投資が可能です。ただし、長期保有の場合でも、突然の暴落のリスクがあることを知っておきましょう。

将来的にマイナー通貨に挑戦してみる価値はある

FX投資を始めて間もない頃は、メジャー通貨のみの取引を行なうのがベターです。知識が増えて自分で様々な戦略を立てられるようになってから、マイナー通貨ペアも検討してみましょう。

もちろん、そのままメジャー通貨で続けるのがFXの王道ですから、無理にマイナー通貨に挑戦することもありません。ひとつの通貨ペアで勝てない状況のなかで、目先を変えて色々な通貨ペアを試してみたいと考えることもあるでしょうが、ほとんどの場合は良い結果は出ません。まずは、これと決めた通貨ペアで勝率を上げた後に、ほかの通貨ペアに挑戦していく形がいいでしょう。

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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