初心者でも気軽にチャレンジできるループイフダンを解説

FXの基礎編

ループイフダンは、24時間相場を監視し自動売買を行うシステムです。

同じ注文を繰り返し発注することができる「リピート戦略」に基づいて構成されていて、忙しい人やFXの知識がない人でも簡単に始められるとして人気を集めています。また運用の仕方によっては、リスクを抑えたトレードが可能だといわれています。

しかし便利なツールである反面、ループイフダンを上手に運用していくためには、やはり一定のルールがあります。

今回はループイフダンの解説と初心者の活用方法について解説します。

ループイフダンとは

ループイフダンは自動的に注文取引することができる「システムトレード」の一種で、SNSやネット上で取り上げられることも多い人気沸騰中の自動注文システムです。

「イフダン」とはなにか

ループイフダンを説明する前に「イフダン」について説明します。イフダンは、新規注文と決済注文を同時に発注する注文方法です。ループイフダンは、イフダンを繰り返し行うことから、この名前がつけられています。

簡単にいうと、「為替がα円下がるごとに1単位ずつ買い、買った値段よりβ円上がったら売る」というルールの元、取引を自動的に繰り返すのがループイフダンの仕組みです。

ループイフダンの魅力

ループイフダンは、為替の動向が一度決めたルールの条件に当てはまるとシステムが自動的に取引を実行します。海外市場の時差を気にすることなく、四六時中パソコンに張り付いている必要もなく、機会を逃さずに取引を行うことができるのが最大のメリットです。

最初にストラテジー(戦略)を設定しておけば、自分の感情に惑わされることなく、淡々とシステムが取引を実行してくれるので、感情や情緒に邪魔されて不用意な損失を被るというリスクもありません。

ループイフダンの始め方はいたって簡単

ループイフダンを開始するために難しい設定は必要ありません。

サービスを提供しているFX会社に登録して「通貨ペア」「売買方向(買いか売りか)」「値幅」「最大ポジション数」「損切り設定」の5つを事前に設定するだけでトレードを開始することができます。

ループイフダンの負けパターンとは

最大ポジション数について

ループイフダンを始める際に注意しておかなければならないのは、最大ポジション数の設定です。たとえば、最大ポジションを100に設定した場合、新規発注を続けてポジション数が100に到達すると、それ以上発注できなくなります(ただし、1個決済すれば、あらためて1個新規で発注することができます)。

負けパターンと最大ポジション数の関係

ループイフダンで損をするパターンは「ポジション数が限界に達したとき」です。リピート系売買システムは値が下がり続ける限り買い続けますが、ポジション数は無限ではありません。最大ポジション数を100とした場合、どんどん買い続けてポジションが100に達すると、それ以上買うことができなくなります。

ポジション数が無限にあれば、いつか為替が上がるまで買い続けることで最終的に必ず勝てますが、現実的にそんなことはあり得ません。実際にはポジションが100に達した時点で為替がそれ以上に下がってしまうとマイナスのままフィニッシュになってしまうのです。

リスクを回避するためには証拠金に余裕をもつべき

したがって、負けのリスクを減らすためには最大ポジション数ができるだけ枯渇しないように工夫する必要があるのです。ポジション数を増やすためには証拠金を大きくしなければなりません。証拠金が大きいほどリスクが低くなるのがループイフダンというわけです。

実際の運用では、証拠金を追加してゲームオーバーを防ぐ対策をとることもありますが、いずれにしても資金は無限ではないので、この場合にはかえってキズが大きくなる可能性もあります。

ループイフダンのデメリット

このほかにも、ループイフダンにはいくつかデメリットがあります。

トレードの知識が身につかない

裁量トレードで戦うためには、チャート分析やマーケットニュースなど様々な視点から価格変動の予測をしなければなりません。そのために、トレーダーは切磋琢磨しているわけです。

ところが、ループイフダンは一定の値幅に沿って自動的に売買を繰り返すだけなので、どれだけ取引を重ねてもトレーダーにはFXの知識は一切身につきません。

したがって、これからFXの知識を身につけ、大きくトレードしたいと考えている人にとって、ループイフダンはあまり意味がないといえます。

基本的に一回の取引で大きな収益は狙えない

FXは勝率が低くても値幅次第では利益を大きく上げることができる投資です。勝ち負けの数は問題にならず、(10pips)の負けを5回繰り返しても(100pips)の勝ちが1回あれば、トータルで(50pips)の利益を出すことができます。

これに対して、ループイフダンは選んだ値幅で決済が行われるため、1回の取引で大きく勝つとことはなく、設定した値幅分だけの損失と利益しか生まれません。

マイナスのリスクは比較的小さいとはいえ、ループイフダンは「勝ちは小さく、負けは大きくなる」可能性があります。

売買のタイミングが選べない

ループイフダンの自動売買システムは途中で売買タイミングを変えることができません。したがって大規模な為替変動に柔軟に対応できない可能性があります。

ループイフダンを提供しているFX会社

ループイフダンを扱っているのは「アイネット証券」と「ひまわり証券」の2社ですが、「マネースクエア(トラリビ)」「トレイダーズ証券(みんなのシストレ)」「インヴァスト証券(シストレ24))などの会社も、同様のサービスを提供しています。

「アイネット証券」「ひまわり証券」ともに1,000通貨から始めることができます。両社とも同じシステムを使っているため、運用方法にもほとんど違いはないようです。

ループイフダンは比較的リスクが小さいトレードなので、初心者がトレードに慣れるためにチャレンジしてみるという手もあるでしょう。ただし、トレード手法を学ぶための場にはならないこととも充分に理解しておきましょう。

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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