収益向上に直結するチャート分析は初心者もすぐに実践すべきである

FXの基礎編

チャートが上昇するか下落するかを予測して、「上昇すると思ったら買い」「下降すると思ったら売り」で勝負するのが、FXで儲ける方法です。

相場を予想するために無数のテクニカル分析が開発されています。それらの開発の原点となっているのが、過去の為替の動向を示したチャートによる分析です。

為替は予測可能なのか

FXには為替が上がるか下がるかの二択しかありません。だからといって、FXはイチかバチかのギャンブルではありません。

サイコロの出目の確率は等しく(1/6)ですが、FXで儲けるための原点である「上か下か」は単純な(1/2)ではなく、ある程度までは予想することができると考えられるのです。少なくとも、多くの投資家はそのように考えてトレードしています。

為替はまったくランダムに動いているわけではない

物事に過去、現在、未来という時間軸があるように、為替レートの未来の値動きも、少なからず過去の値動きの影響を受けています。したがって短期的な動きはともかく、これまでの値動きとは無関係にランダムな値動きが続くことはありません。

人間にも気分や性格があって、「笑っている人が急に怒りだすことはないだろう」とか、「この人の性格ならこういう行動を起こすだろう」といった予測を立てることができます。過去の為替レートにおいても、これと同じことがいえます。「確率論」ではなく「経験則」こそが、チャート分析の本質といえるのです。

チャート分析における時間軸の重要性

チャート分析においては、複数の時間軸を活用した予想が有効とされています。

ここでは3種類のローソク足を使った分析について説明したいと思います。短い時間軸のチャートと長い時間軸のチャートを確認して、為替レートの過去の流れから未来予測をしていきます。

為替予想は複数の時間軸チャートを利用して行う

①1日単位の「日足チャート」⇒きれいな上昇カーブ
②1週間ごとの「週足チャート」⇒急激な上昇カーブ
③1か月ごとの「月足チャート」⇒長期的に下降していて2週間前から上昇に転じた

この3つのチャートを例にとって、今後の為替の動きを予測してみましょう。

①を見ると、まだまだ上昇が続くように思います。

しかし、②の週足チャートを見たところ、その上昇スピードが過去の値動きに比べて非常に急激なものであることが判明しました。そろそろ天井に到達して下降に反転するかもしれません。

③のチャートは、①とも②とも違って為替は長期的にずっと下落を続け、最近になって急激に反転上昇し始めたことを示しています。とはいえ、過去1か月以内の最高値はずっと上の位置にあるので、まだまだ上昇の余地が豊富にあるように思えます。

人の思惑は複雑ゆえに予想が難しい

以上の分析から、まだ為替は上昇の余地があるように思います。ただし、上昇カーブは緩やかになっていくと思われるので、「買うなら掛金を少なくして、下落に反転したらすぐに決済しよう」というのがひとつの結論かと思います。

ところが困ったことに、チャートからどんな印象を受けるかは、各人さまざまなのです。

①の確かな上昇を見たうえで、③の月足チャートでも上昇余地が豊富にあると判断し、「今すぐ多く買う」という戦略を立てることもでき、その反対に、②の急上昇ぶりから下落への反転リスクを考えて、「値動きが落ち着くまでしばらく待とう」という選択もあるわけです。

初心者に大切なのは予想と結果の振り返り

FXの基本戦略は為替の流れに順じて投資する「トレンドフォロー」です。「上昇トレンドでは買う」「下降トレンドでは売る」が原則です。

トレンドフォローに乗るためには、複数の視点で動きを確認する必要があります。必ず2~3種類のチャートを見て、為替の動向を予測するようにしましょう。チャート分析では、為替レートの方向性と、そのスピード(傾き)に注目することが大事です。

3つの時間軸による為替予想の例を挙げましたが、結論は人それぞれ異なります。異なった思惑の集合体が為替相場となって現れるわけですから、いかに予想が難しいかについても理解できると思います。「だからFXは面白い」ともいえるのですが…。

トレードの結果については、勝ち負けに一喜一憂するのではなく、どの結論が正しかったのかについて、必ず結果を振り返って自分の予測と照らし合わせてください。

今後のスキルアップに必ず役に立つはずです。

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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