このサイトは初心者向けの内容になっているので、副業トレーダーを目指すサラリーマンや主婦、フリーターといった方に参考にしてほしい情報を中心に紹介しています。FXに対する取り組みについても、目指すゴールはそれぞれだと思いますが、その第一歩として本業に差支えがない範囲で稼ぐ方法をお伝えすることを目的にしています。
そこで今回は、忙しいサラリーマン生活を続けながらでも、兼業トレーダーとして副業で稼ぐためのトレード手法を紹介したいと思います。
FXで稼ぐために必要なこと
FXで稼げるようになるためには、特有の技能を身につける必要がありまです。
チャートを読み取って優位性を判断しエントリーと決済を行うことは、れっきとした特殊技能です。たとえばプロのスポーツ選手は、子供の頃から指導を受けながら練習を重ねた結果、優れた技術を身につけることができました。プロの料理人や職人も同様です。
これらの人々は、「プロになるための上達プロセス」をしっかり正しく歩むことを通じて優れた技術を身につけているわけです。
相場の世界にプロもアマチュアもない
FXトレードで稼ぐためにもスキルが必要であることに変わりはありません。
プロ野球の世界にいきなり一般人が混じってゲームをすることはありませんが、相場の世界にはプロもアマチュアもありません。誰もが平等な立場で戦う以上、アマチュアであってもプロと対等な技術がなければ簡単に負けてしまいます。
自動売買システムでは勝てないのか
もしかしたら「自動売買のサービスを利用すれば、スキルがなくても簡単に副業で稼げるのでは?」と思う人がいるかもしれませんが、これは大きな勘違いです。
MT4でEA(自動売買プログラム)を使ってシステムトレードをしたり、コピートレードなどのサービスを使えば、技術を身につけなくても簡単に稼げそうに思えます。
しかし自動システムを利用する場合でも、機械任せにするわけにはいきません。トレーダーには相場状況に応じてプログラムのポートフォリオを調整するスキルや、資金管理を最適化し検証をおこなうスキルが必要です。
一見楽に稼げそうな自動売買システムであっても、結果を出すためには技能を身につける必要があるのです。
サラリーマンがFXスキルを身につける方法
技術の習得が必要なことはわかりましたが、そうはいっても日々サラリーマンとして仕事をしている副業トレーダーが、プロスポーツ選手や職人のような本格的な訓練や修行を長期間続けることは現実的とはいえません。そこで大切になってくるのが、いかに効率的に必要最小限のトレード技術を身につけるかということになると思います。
得意技はひとつでいい
時間に制限のある副業トレーダーにおススメしたい成功戦略は、「一芸に秀でる」ということです。
「プロの料理人」になる場合に、道は2通りあります。多くのメニューを提供するレストランシェフとラーメン1本で勝負するラーメン屋です。サラリーマントレーダーにはラーメン屋を目指してほしいのです。
FXの世界では、レストランシェフではなくラーメン屋で生きていくことが可能です。FXでは利益を出すことができるシンプルなトレード手法をひとつマスターするだけで稼いでいくことが可能なのです。必要最小限の基礎的な知識と技術に集中して取り組み、一芸に秀でるレベルまで高めていくことで、普段の仕事をしながらでもプロと対等に渡り合うとができます。
たとえば「トレンド中の特定パターンでの押し目買い」というトレード手法ひとつだけでも、その手法をしっかりマスターしさえすれば、安定的にプラスの成績を出し続けることができます。
そうはいっても得意技を何にすればいいのか
サラリーマン兼業トレーダーにとって、ゼロから検証を重ねて独自のトレード手法を作ることは、時間的にも能力的にもハードルが高過ぎます。したがって、一般的によく知られているトレード手法を手に入れて、それに習熟していくのが好ましいステップだといえると思います。
それでも多くの人は、どんな手法を選べばいいか見当がつかないでしょうし、ちょっと試して上手くいかないとすぐに別の手法に手を出すという、いわゆる「聖杯探し」の世界に迷い込んでしまう可能性もあります。
得意技はシンプルなライントレードに決めるべき
習得と実践の難易度、そして将来の発展性などを考慮すると、副業トレーダーにおススメしたいのが、「サポートライン・レジスタンスライン」と、トレンドラインを使った「ライントレード」です。ちなみに「MACD」や「RSI」といったインジケーターを使ったトレードは、ローソク足チャートを学習したうえで取り入れるようにしましょう。チャート分析の基本であるローソク足の理解をスキップしてはいけません。
具体的なライントレードの手法はブログや商材などで数多く紹介されています。それぞれ細かな部分で違いがありますが、基本はそれほど違いがないので、細かくこだわる必要はないでしょう。ライントレードの前提となるダウ理論や、サポート・レジスタンスラインの原理原則を理解できれば、チャートパターンの理解もどんどんすすんでいくはずです。
得意技を身につけるためのトレーニング
必要な知識と技術をリスト化すればいい
サイントレードに必要な要素にはこのようなものがあります。
・サポート・レジスタンスラインやトレンドライン、チャートパターンの知識 ・ローソク足とその組み合わせの知識 ・チャートにラインを引く技術 ・チャートからパターンを見つける技術 ・優位性のあるポイントでエントリー・決済する判断力 ・リスク管理
必要なスキルの内容をリスト化することで、これから学習していかなければならないポイントが明確になっていきます。
一朝一夕で得意技をモノにすることはできないが
得意技は一朝一夕に習得できるものでなく、相応の努力が必要だということをくれぐれも忘れないようにしてください。熱意をもって取り組まないと誰にでも簡単にできるというものではありません。それはサラリーマンの現在の仕事同様、あるいはそれ以上に集中力が必要なプロセスだと思います。
スキルを身につけるためのプロセスを苦痛に感じず、ワクワク感をもって取り組むことができれば成功の道は開けてくるはずです。
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