初心者に教えることができるFXの必勝法はないが確実に負ける手法ならある

FXの基礎編

FXには絶対に勝てる方法はありません。100%値動きを予想できる相場などは存在しませんから、「絶対に利益が出る自動売買ソフト」や「絶対利益が出せる投資法」は当然ながら存在しません。

しかし、「確実に負ける手法」ならあります。

多くのトレーダーは勝てる手法を探していますが、今回は逆説的に「確実に負ける手法」を紹介し、勝つためのヒントにしていきたいと思います。勝てる手法が見つけられないのであれば、負けることを避ける努力をすることによって勝つ確率を高めることができるはずです。

勝てる方法は誰も教えることができない

勝てる方法は存在しないのではなく、正確にいうと「教えられない」のです。FX手法は、いかに自分に合った手法であるかが重要です。そのためには、自分の頭で考え、独自の手法を磨きあげていくしかないのです。

利益を上げているトレーダーは、自分に合った独自の手法を見つけることができた人です。しかし、他人がその手法を知ったとしても、実際に運用することはできません。トレーダーの生活習慣や性格、感性はそれぞれ違います。勝っているトレーダーというのは、「そのトレーダーが勝っている手法」を選択しているに過ぎないからです。

確実に負けるトレード方法

それでは早速、確実に負けるトレード方法を解説していきます。それは「大きなレバレッジで、1日に複数回エントリーする」手法です。

フルレバレッジのリスク

100倍のレバレッジが可能な海外FX会社で、フルレバレッジでエントリーした場合、予想が当たれば爆発的に資金は増えます。数万円程度の利益であれば、数分のうちに楽々稼げてしまうでしょう。

しかし、値動きが自分のポジションと逆行した場合のダメージリスクも同程度あります。100倍のフルレバレッジでポジションを持った場合、15~20pipsの逆行でロスカットになる可能性が高いと思いますが、20pipsという値幅は、簡単に動いてしまうレベルの値動きです。

過剰なエントリー回数

どんな天才トレーダーでも、一度も20pipsの逆行をせずにトレードを続けることは不可能です。トレードの回数を増やすほど、ロスカットのリスクは高まります。

丁半博打の出目は50%の確率ですが、2回続けて勝負すれば勝率100%になるわけではありません。1回ごとの勝負は常に50%の勝率ですから、2連敗、3連敗、あるいは10連敗するケースも不思議ではありません。

2連敗を回収するためには2連勝が必要であり、2連敗後に利益を出すためには3連勝が必要です。これがどれだけハイリスクであるか、少し考えてみればわかるはずです。

初心者が陥りやすいポジポジ病

ポジポジ病」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。ポジポジ病とは、株式投資やFXなどの投資の世界で、常にポジションを持っていたいと考えて頻繁にトレードをおこなってしまう「依存症」のような現象のことです。

ポジポジ病になると、損失が際限なく拡大したり利益確定をした直後にすぐにエントリーしてせっかくの利益を減らすといった症状を呈します。

ポジポジ病の原因は機会損失や損失挽回の焦り

トレーダーは、現時点で投資をしていないと、利益を取り逃しているのではないかという焦りの気持ちや、「もっと稼ぎたい」という気持ちに囚われることがあります。トレードをしていないと落ち着かず、頻繁に売買を繰り返してマイナスを増やしてしまいます。

精神をコントロールすることの難しさ

常に冷静な心理状況を保って静観するのは難しいものです。ポジポジ病によって利益を減らしたり損失を出してしまうと、焦りの気持ちはさらに大きくなり、冷静な判断力を鈍らせていきます。反省は自己否定につながるため、なかなかやめられません。

ポジポジ病はトレーダーにとって非常に厄介な病気といえるでしょう。

焦る必要はない。確率の高いチャンスはかならず来る

ポジポジ病の反動から、トレードすることを極端に恐れてエントリーできなくなってしまう場合もありますが、これでは本末転倒です。

猫道場はかならずしも低レバレッジを推奨しているわけではありません。レバレッジはFXトレードの最大の魅力ですから、攻めるべき時には攻めるべきです。

投資においては利益を上げやすい局面まで待つことが非常に重要ですが、そういう攻めるべき局面は、1週間にせいぜい1~2度あるかないかだと思います。このチャンスを逃さないようにするのが、FXで勝つ可能性を高める方法です。もちろん、トレード理論の裏付けがあることが大前提です。ただし、焦る必要もありません。チャンスを一度見送ったとしても、相場を余裕をもって見守っていればかならず次のチャンスが訪れます。

相場は逃げませんから、じっくり次のチャンスを待ってください。くれぐれも可能性の低い局面で戦ってはいけません。

確実に負ける手法から学ぶこと

確実に負ける手法を反面教師にして、勝てるトレーダーに成長しましょう。FXに必勝法がない限り、確実に負ける手法を選択しないことによって、かなりの確率で負けを減らすことができます。

①エントリー回数を1日3回以内にする
②1回のトレードの想定損失額を証拠金の2%以内にする

難しいことはともかく、この2つを守るだけでも、随分と負けエントリーを減らせるはずです。初心者トレーダーはぜひ実践してください。

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FX超初心者専科 猫道場 道場主H

FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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