FX初心者は基本の(3+3)種類の注文方法を覚えればトレードを開始できる

FXの基礎編

FX取引にはいくつかの注文方法があります。今回は初心者トレーダーに向けて、基本的な3つの注文方法とその応用編となる利益の拡大とリスクヘッジ効果のある3つの方法について解説します。

これらの基本的な注文方法を理解すれば、初心者もすぐにトレードを開始することができるはずです。ぜひ参考にしてください。

基本となる3つの注文方法

まずは、基本的な3つの注文方法を理解しましょう。最初に基本の注文方法をしっかり理解しておかないと、FXの仕組みそのものを理解せずに実際のトレードに突入することになってしまいます。

注文方法 買い条件 売り条件
成行注文 現在のレート 現在のレート
指値注文 現在レートより安値 現在レートより高値
逆指値注文 現在レートより高値 現在レートより安値

成行注文

成行注文はFX取引の基本となる注文方法です。現在の為替レートで売買をエントリーするシンプルな注文方法です。成行注文は「安く買って高く売る」のが基本です。

指値注文

「指値注文」とは、あらかじめ決めたレートで売買予約をしておく注文方法です。事前に取引したいレートを指定しておけば、それに達したところで自動的に取引が執行されます。指値注文は「買いたい」場合と「売りたい」場合の両方で機能します。チャートやレートを監視する必要がなく大変便利です。

「買い」トレードでエントリーする場合

①現在、(ドル=100円)で、(98円)まで下落したら買いたい
②(98円)になったら買う注文をしておく
③(98円)になったところで自動的に注文される

「売り」トレードでエントリーする場合

①現在、(ドル=100円)で、(103円)まで上昇したら売りたい
②(103円)になったら売る注文をしておく
③(103円)になったところで自動的に決済される

逆指値注文

逆指値注文は指値注文とは逆に、指定した為替レートまで「上昇したら買い」「下落したら売る」注文方法です。一般的な売買のルールと真逆の取引方法なので混乱するかもしれませんが、具体的な例でそのポイントを説明します。

新規注文の場合

①現在、(ドル=100円)で、(103円)まで上昇したら買いたい
②(103円)になったら買う、逆指値注文をしておく
③(103円)になったところで自動的に注文される

なぜこのような注文をするのかといえば、為替相場がある価格を突破したことをきっかけに、上昇または下落に勢いがつく場合があるからです。

ドルが(100⇒103円)に上昇すると、それが引き金(トリガー)となって円安トレンドに勢いがつく可能性があります。「103円になったら買う」逆指値注文をしておけば、この先、大きなトレンドの発生により利益を狙うことが可能です。

決済注文の場合

①(ドル=102円)でエントリーし、現在(100円)で含み損が出ている状態。
②(98円)まで下がったら決済する注文をしておく
③(98円)になったところで自動的に注文される

逆指値注文は、収益を狙うだけではなくリスクヘッジの戦術でもあります。現在含み損が出ている状況で、さらにマイナスが膨らむリスクがある場合に前もってデッドラインを定めておけば、それ以上に損失は拡大しません。また上記の③において、実際に(98円)まで下がらずに回復すれば決済されないので、この場合は手動で決済することも可能です。

指値注文の注意点

(ドル=100円)でエントリーしていたケースで、「指値注文」はあらかじめ指定した(103円)に達したタイミングで取引が成立し、(103円)よりも下のレートで約定することはありません。

したがって(100円)から離れすぎたレートで注文設定しておくと、いつまで経っても注文が約定しない可能性があります。それとは逆に、(100円)のレートに近すぎると、利幅が小さくなってしまいます。したがって、これらの注文における約定価格の設定には注意が必要です。

次は高度な3つの方法にもチャレンジ

基本の注文方法3つを覚えたところで、もう少し高度な注文方法を覚えましょう。

OCO(オーシーオー)注文

OCO注文では2つの新規注文を同時に予約することが可能で、最初の注文が執行されると、次の注文は自動的にキャンセルされます。「新規注文」と「決済注文」のいずれでも利用できます。具体的に説明しましょう。

新規注文の場合

①現在、(ドル=100円)で推移しているが、上昇か下落か読めない
②(103円)まで上昇したら買い、(98円)になったら売り注文をしておく
③(103円)もしくは(98円)になったところで自動的に約定する

相場の方向性が見えたところでエントリーする仕掛けです。その後、予想通りの相場が続けば利益獲得のチャンスです。

決済注文の場合

①現在、(ドル=100円)でポジションをもっているが、上昇にも下落にも対応したい
②(103円)まで上昇したら指値注文、(98円)まで下落したら逆指値注文をしておく
③(103円)に到達すると指値注文発動、(98円)の逆指値注文は自動キャンセル

すでにポジションを持っている場合、OCO注文は利益確定と損切りの両方に対応します。相場が上がるか下がるかの予想判断が難しい場面で威力を発揮します。

IFD(イフダン)注文

IFD注文は、新規注文と同時に決済の予約を入れる注文方法です。最初の注文が約定したら二つめの注文が自動的に有効になります。

①現在、(ドル=100円)でポジションをもっていて、今後ドル高に向かうと予測
②(103円)まで上昇したら買う注文をしておく
③(105円)に到達したら売る注文をしておく
④(103円)まで上昇したところで注文発動、(105円)の逆指値注文が有効になる

この注文方法は上昇(もしくは下落)トレンドが続く可能性が高い場面で機能します。

IFO(イフダン・オーシーオー)注文

IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。新規注文と同時に利益確定の指値注文とロスカットのための逆指値注文が出せるので便利です。

①現在、(ドル=100円)だが、少し下がったら買いたい
②(98円)まで下落したら買う注文をしておく
③エントリー後(95円)まで下落したら売る注文をしておく(リスクヘッジ)
④エントリー後(100円)まで上昇したら売る注文をしておく(利益確定)
⑤(98円)あるいは(100円)で約定する

FX初心者におススメの注文方法はこれだ

初心者におススメの注文方法はズバリ「IFO注文」です。

猫道場ではこれまでも繰り返しお伝えしていますが、損切りは初心者トレーダーに最初に学習して欲しい重要ポイントです。自動的に損切りを設定してくれる「IFO注文」は、ぜひ導入して欲しいテクニックです。


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FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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