ロシアルーブル取引の基礎知識と取引の流れを解説

テクニカル編

ロシアは経済発展が今後期待される「BRICS」と呼ばれる新興4大国のひとつで、北極海に面した世界最大の面積を有する連邦国家です。

天然ガスの輸出量は世界1位、石油の産出量も2位を誇る資源大国です。国家元首プーチン大統領は在籍20年以上の長期政権を担い、ロシアは約1億4千万人の人口を擁しています。

かつてロシアでは、銀の延べ棒を切ったものを通貨として使用していました。ロシアの通貨「ルーブル」の名前は「切り刻む」というロシア語に由来するといわれています。今回は、FXの市場ではあまり扱われることのないロシアルーブルの特徴について解説します。

ロシアルーブルの特徴

流動性が少なく値動きが大きいマイナー通貨

ロシアルーブルは取引量が少なく流動性が低いマイナー通貨であり、突発的な価格変動を起こしやすいという特徴があります。

総じてマイナー通貨は値動きを抑えるような反対注文をおこなうトレーダーが少ないため、その国の経済状況を反映して大きな値動きをすることが多いのですが、ロシアルーブルも例外ではありません。

高い政策金利

ロシアの政策金利は高いレベルで推移しています。

もともと主要国と比べるとかなり高い水準でしたが、2021年に入ってからも政策金利引き上げ政策がとられ、10月には(6.75%)⇒(7.50%)に引き上げられています。同時期の日本の政策金利は(▲0.1%)ですから、スワップポイント狙いとしてもっと注目されてもいい通貨であると思います。

原油価格との連動

ロシアルーブルの特徴は原油価格と連動することです。原油価格が上昇すればロシアの貿易収支は改善し、ロシア経済が活性化してロシアルーブルも値上がりします。

地政学リスクにも注目すべき

ロシアには常に地政学リスクが付きまといます。2014年に勃発したウクライナ侵攻による経済制裁をはじめ、直近では旧ソ連のアゼルバイジャンとアルメニアの軍事衝突への介入など、紛争問題が絶えないこともロシアの特徴です。このような地政学問題は、ロシアルーブルが売られる要因になります。

(ロシアルーブル/円)取引の注意点

高スワップ通貨 ロシアルーブル

(ロシアルーブル/円)の大きな特徴は高金利です。

(南アフリカランド/円)や(トルコリラ/円)などもスワップ狙いの通貨ペアとして知られていますが、これらの発展途上国への投資に不安を感じる投資家も少なくないでしょう。ロシアにも地政学的リスクがないとはいい切れませんが、比較的安心して投資できる通貨といえるかもしれません。

金相場との関連にも注目

(ロシアルーブル/円)と金相場は逆相関にあることがわかっています。ルーブルが値上がりすると金相場は下がるわけです。

したがって、ルーブルと同時進行で金取引をしておくことによってリスクヘッジ効果が高まります。投資先を分散することで資産全体の下落幅を小さくすることができるのも、投資をするうえで大変有意義なポイントです。

取り扱い会社が少ない

ロシアルーブルは取引量が少ない通貨なので、取り扱い口座が少ないのが難点です。同じくマイナー通貨であるトルコリラやメキシコペソと比較しても圧倒的に取り扱い会社が少ないのですが、最後に取扱会社を紹介しておきますので参考にしてみてください。

ロシアルーブルの今後の動向

経済指標は回復基調

ロシアの代表的な経済指標に「GDP(国内総生産)」と「小売売上高」があります。両指標の動向はロシアの中央銀行が政策金利を設定する際の判断材料になります。これらの経済指標から見ると、ロシア経済の成長は徐々に回復基調にあることがわかります。

新型コロナ感染拡大の影響で「GDP」「小売売上高」はともに下降傾向にありましたが、2021年夏以降は徐々に下落幅は縮小傾向にあり、最悪期から脱却しつつあることが確認できます。

ロシアルーブルを扱うおススメのFX会社

(米ドル/円)や(ユーロ/円)のようなメジャーな通貨ペアはすべての業者が扱っていますが、(ロシアルーブル/円)を扱っている業者は多くありません。最後にその中でも初心者におススメの口座を紹介します。

みんなのFX

みんなのFXは2021年6月からロシアルーブルの取り扱いを開始しました。同年11月末まで100万通貨あたり200円のスワップが提供されるお得な「ルーブル取り扱い記念キャンペーン」を実施していましたが、今後も同様のキャンペーンを開催する可能性があるので、チャンスを逃さないようにしてチェックしておきたいです。


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