ウォーレン・バフェット氏の言葉から成功者の投資スタイルを学ぶ

テクニカル編

ウォーレン・バフェット氏は「投資の神様」とも呼ばれるアメリカの著名投資家で、2020年の世界時価総額ランキング8位の投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOです。

バフェット氏が「投資の神様」といわれるのは、その圧倒的な運用利回り実績です。一般的に投資会社の利回りは(3~9%)といわれていますが、バークシャー・ハサウェイの過去50年間の平均利回りは、なんと(20%)をマークしているのです。

今回はウォーレン・バフェット氏の言葉から、投資家としての成功のヒントを探っていきましょう。

ウォーレン・バフェット氏の投資人生

投資人生は幼少期から

ウォーレン・バフェット氏は1930年にネブラスカ州オマハで証券会社を営む父親ハワード・バフェットと母親レイラとの間に生まれました。父の影響で幼い頃からビジネスを始め、祖父からコーラを6本25セントで購入して1本5セントで転売する小遣い稼ぎを皮切りに、ゴルフ場のボール拾いや競馬の予想新聞の販売など、さまざまなアルバイトを経験しました。

バフェット氏は11歳の時に初めて株券を購入し、高校3年のときには友人と共同で中古のピンボールマシンを購入して理容店に置くビジネスを始めて成功しました。

大学卒業と実業界デビュー

コロンビア大学ビジネススクールで投資を学んだのち、バフェット氏は株式ブローカーとして父の証券会社で働きました。その後、資産運用会社グレアム・ニューマンに入社して実戦経験を積むと、故郷で投資のパートナーシップであるバフェット・アソシエイツ株式会社を設立します。その後は投資会社を次々と設立し、投資家としての事業を拡大していきました。

バフェット氏の投資スタイルの基本

バフェット氏は実力が過小評価されている企業の株式を買い、長期的展望で値上がり益を狙います。この投資スタイルは「バリュー投資」といわれ、バフェット氏はこのスタイルで巨万の富を築きました。

株式の割安さにこだわると、企業の株価指標だけに目が行きがちですが、バフェット氏は「並の会社を安く買うよりも、素晴らしい会社を適正価格で買うほうがずっと良い」とも語っています。したがって、株価指標が市場平均より割高であっても、その実力に見合っていると判断すれば積極的に投資しています。

慈善家ウォーレン・バフェット

バフェット氏は多額の寄付をする慈善家としても知られています。フォーブスがおこなった調査によれば、2014~2018年の5年間におこなわれた全米の非営利団体への寄付額はバフェット氏がトップで、その総額は147億ドル(約1兆5400億円)に達したそうです。

投資の神様ウォーレン・バフェット氏の言葉

投資の神様バフェットの言葉を見ていきましょう。かれの警句には投資哲学のエッセンスが詰まっています。そのいくつかを紹介しましょう。

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われわれが好む株式保有期間は「永遠」である。

「永遠」というのは比喩ですが、バフェット氏の投資戦略の基本は「長期投資」です。短期的な値動きの売買差益ではなく、企業の長期的な成長に投資をするのが、バフェット流の投資スタイルです。

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ビジネスが良ければ株価も自ずとそれを反映する。

バフェット氏は企業のビジネスモデルを重要視します。競合他社がまねできないビジネスモデルを持つ企業は必ず成長すると考えています。

バフェット氏は一時的なトレンドには流されず、参入障壁が高い業種や圧倒的なブランドを有し長期成長が期待できる企業を投資先に選んでいます。バフェット氏の代表的な保有銘柄として知られる「コカコーラ」は、圧倒的なブランド力でファン層を離さないオンリーワン企業です。

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投資の対象は自分が理解できる「シンプルなビジネス」に限るべきだ。

企業の実力を見極めるために、バフェット氏は徹底した企業研究をおこないますが、投資のポイントは「自分が理解できるビジネスかどうか」だといいます。

バフェット氏はこのポリシーを貫き、2000年頃のITバブルの際にも、「自分が理解できる事業ではない」としてIT株には一切手を出しませんでした。

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多くの人が貪欲な時には恐怖心を抱き、多くの人が恐怖心を抱いている時には貪欲であるべきだ。

株価が上昇しているときは流れに乗って自分も買いたくなり、株価が下落しているときは手放したくなります。しかしこの考え方はバフェット氏の投資戦略に反します。多くの投資家が慎重になっている場面では先んじ、人気が集まる場面では投資を見送るのがバフェット流です。

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分散投資は無知を保護する手段だ。投資を理解している人にとって分散投資は理にかなっていない。

分散投資を否定するスタンスは一般投資家向きではありませんが、バフェット流は常人とは異なります。バフェット氏は自己資本比率が高い企業を好んで投資しています。自己資本比率が高い企業ほど借金が少なく、倒産するリスクが低いからです。また、バフェット氏は「ROE(純利益÷自己資本)」が高い企業を高く評価しています。

一般的に自己資本比率が高い企業はROEが低くなりますが、バフェット氏は、高い自己資本比率を維持したままROEを上げている「底力のある企業」に集中的に投資しています。

バフェット氏からFXトレーダーが学ぶこと

バフェット氏はFXをやらない

気になるのは、バフェット氏がFXについてどんな考えを持っているかですが、残念ながらバフェット氏はFXをやりません。

基本的に短期決戦の投資方法であり長期的成長が見込めないFX投資は、バフェット氏の投資哲学から大きく離れています。今後もバフェット氏がFXに資金をつぎ込むことはないでしょう。

姿勢だけでも学びたい

バフェット氏はその質素な暮らしぶりでも有名です。何十年も前に320万円で買った古い家に住み続け、コーラとハンバーガーの質素な食生活を送り、稼いだお金の多くを慈善活動に使うバフェット氏は多くの人の尊敬を集めています。

投資で得た収益は単にため込むのではなく、社会に循環させることによってさらに大きな波となって戻ってくるのです。慈善活動に限らず、FXトレーダーもその収益でビジネスを始めるなど、資金を社会に循環させる姿勢を学びたいものです。


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FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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