FX初心者が怪しい「FXの儲け情報」に惑わされない工夫

初心者を狙う罠

SNSやインターネット上には、投資に関する真偽の怪しい情報が飛び交っています。「自分は絶対に騙されない」と思っている人に限って危ないといわれるように、油断して嘘の情報を信じて大きく張って大損するケースも見られます。

FXに限ったことではありませんが、よくわからない人からの情報や怪しげなニュースは鵜呑みにせず、欲を出さず冷静に判断することが大切です。今回は、SNSやネット上の怪しげな儲け話に乗せられない工夫について解説します。

SNSやネット空間に飛び交うさまざまな儲け話

本物とニセモノが混在する世界

FXのトレード技術を向上させるために、情報収集をすることは重要なことです。しかし、世の中に流れている情報が全て正しいものであるとは限りません。

さまざまなソーシャルメディアやインターネットには、FX取引の情報が無数に飛び交っています。巧妙な嘘情報であれば、初心者がその偽装を見破ることは困難です。たとえばトレード記録を公開しているブログの場合、トレード記録を都合よく改竄して、高確率で利益が出ているような収支表を公開している悪質なものもあります。

また、そのような高度な偽情報ではなく、単に「○○は今が買い時」「勝率95%の手法」といったトレードの利益に直結するような内容の情報の場合は、嘘や思い込みが含まれている可能性が高いと考えたほうがいいでしょう。それらは情報商材とセットになっていることが多いので、注意して観察していればすぐにわかります。

そのほか、わざと他人の危機感を煽り、自分にとって有利な投資環境を作るために流される情報もあります。たとえば「FRBの利上げによって4月には急激な円安になる」といった類いの恐怖感を煽る内容のものです。複数のサイトでこのような情報が公開されれば、それを信じて円売りに走る人が多くなるかもしれません。

成功者の手法を実践すれば利益を出せるのか

その一方で、情報の発信者のなかには有名なトレーダーや実際に利益を出している投資家も含まれています。このような成功者が発信している取引情報を信じて、その手法を実践している人もいると思いますが、他人が採用している手法をそのままマネしても、充分な成果が得られるとは限りません。

トレーダーの投資手法は千差万別です。軍資金の大きさも違うし、投資環境も異なります。たとえばサラリーマントレーダが専業トレーダーのように一日中パソコンの画面を監視することは不可能です。そしてなにより、FXは経験値がモノをいう世界です。無数の経験に基づく一種の「勝負師の勘」は、プロには備わっていても一般トレーダーにはないものです。

したがって、それがたとえ正しい情報であっても、他人の取引手法をそのまま実践するのではなく、参考程度にとどめておくのが無難です。

常識で考えてみればわかること

悪銭身につかず

FXでは、初心者がたまたま勝ってしまう「ビギナーズラック」がありますが、このように簡単に稼いだお金は身につきません。トレードを続けていけば、いずれこの「泡銭」は消え去り、そのまま精進を続けなければ、その何倍ものマイナスが待ち構えています。これが投資やお金の真相です。

お金は苦労して得られるもの

この世には、楽してお金を稼ぐ術は存在しません。たとえば、FXの便利なシステムに自動売買システム」があります。トレーダーがあらかじめ利確と損切りのレートを設定しておけば、システムが自動的に売買を代行してくれるものですが、FX会社の謳い文句そのままに、「放ったらかしにしておいても確実に儲かる」ものではありません。

専業トレーダーとして日々研鑽を重ねているプロトレーダーやヘッジファンドが跋扈する為替市場は、シロウトが機械任せのトレードで自動的に儲かるような生易しい世界ではありません。自動売買システムにおいても、ケースバイケースで利確や損切り値を変更するなど、利益を着実に上げるための努力が必要なのです。

怪しげな情報に騙されないための第一歩とは

情報収集をする際には、その情報が「誰が発信したものか」「信用できる情報源なのか」という点に注意を向けましょう。そして、有益な情報を参考にしながらも、投資の最終判断は自分自身でおこなうのが投資の基本です。

FXには必勝法はありません。勝っているトレーダーは勝ちと負けを繰り返しながら、トータルで利益を残しています。このことを忘れないようにすれば、ネット上の怪しげな情報に惑わされる可能性もかなり下がってくるはずです。


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FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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