本格的な投資として考えるのでなければビットコインは面白い

FXの基礎編

ビットコインが投資対象として人気が高まる一方で、その値動きの激しさから破綻する初心者トレーダーが後を絶ちません。猫道場主の感覚としても、FXと比較してビットコインは値動きが読みづらい難しい投資ターゲットだと思います。今回は、このように難易度の高いビットコイン投資に「気軽に取り組む」テクニックを解説します。


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ビットコインに否定的意見をもつ人びと

現在、ビットコインは激しい値動きを繰り返しながら、その価格はさらに上昇傾向にあります。エルサルバドルなど、一部の国がビットコインを法定通貨として採用したというニュースも耳にしますが、妥当な時価総額がわからないビットコインが、恒久的に通貨として通用するかどうかについては先行き不透明です。ビットコインには資産価値の裏付けがないからです。

多くの経済学者や実業家のなかにはビットコインに対して否定的な意見をもつ人も多く、たとえば、JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOは「ビットコインは詐欺だ」と断言しています。

ビットコインの金融価値を認める動き

しかし最近は、経済界でビットコインの存在を認める方向に舵を切る兆候を感じられるようになりました。たとえば、アメリカの証券取引委員会で一度は却下されたビットコインの上場投資信託について、シカゴのオプション取引所が承認するのではないかと囁かれているほか、日本でもメガバンクが出資する会社でビットコイン売買の口座が開設できるなど、「合法的」な投資商品の体裁が整ってきたように感じます。

大ケガしないビットコイン投資の一例

猫道場主は、金融商品としての地位を確立しつつあるとはいえ、まだまだ合理性のある投資対象とはいえないビットコインを本格的な投資先として検討することはリスキーだと感じています。そこで検討してみたいのは、「余剰資金」の使い先としてのビットコイン投資です。

「年末調整金が戻ってきた」、「不用品をネットオークションで売った」、あるいは「放置していた口座にお金が残っていた」といったように、思いがけずに手に入ったお金をビットコインに投資してみるのはどうでしょうか。以下で、そのプロセスをシミュレーションしてみました。

猫道場主に10万円の不労所得があった

処分に困っていた昔のLPレコード盤がヤフオクで、10万円で売れました。「あぶく銭だから、なくなっちゃってもいいや」と考え、猫道場主はかねてから興味があったことから、大手のビットコイン取引所に口座を開き、ビットコイン投資を始めてみました。

10万円でビットコインは買えるか

当時、1ビットコイン(BTC)の価格は50万円でした。元手が10万円しかなければ買えないように思いますが、その心配はありません。

ビットコインの仕組みはうまくできています。なんと(0.001BTC)といった極小単位からでも購入できるのです。取引所にもよりますが、多くの取引所で数百円からでもビットコインを買うことができます。このようなわけで、猫道場主の10万円は(0.2BTC)と交換になったのです。

値上がりするビットコイン

翌月に入るとビットコインの相場がするすると上昇しました。いつの間にか(1BTC=60万円)に値上がりし、猫道場主の口座のビットコイン残高は円換算で12万円になっていました。

ビットコインを円換算した残高が10万円から12万円へと増えました。これからさらに値上がりするかもしれないという期待を持つのは同然だと思いますが、猫道場主はここでとりあえず増えた2万円分のビットコインを円に戻して使ってしまいます。

2万円を使ったことで、ビットコインの残高は(0.167BTC)に減りましたが、円換算した口座残高はあいかわらず10万円で、投資当初から減っていません。

さらに値上がりするビットコイン

しばらく仕事が忙しい時期が続き、ビットコインの存在自体を忘れてしまっていた猫道場主が、その存在を思い出してビットコインの口座を覗いてみると、ビットコインは(1BTC=100万円)へと大きく値上がりしていました。

円換算した口座残高は約16.7万円になっています。そこで増えた分の6.7万円については、また円に戻して使ってしまうことにしました。

一連の投資で収支はどうなったか

値上がり分で8.7万円を回収し、それでも元本10万円分は口座に残ったままの状態です。2回の散財によってビットコインの数量は(0.01BTC)に減りましたが、口座にはまだ10万円分のコインが残っています。

ビットコインとの付き合い方

猫道場流のビットコイン投資の強み

もちろん、プラス分を出金せずにビットコインを持ち続ければ、10万円の元金は20万円になったのですが、これは結果論です。

実際の相場において、ビットコインが暴落するケースは少なくありません。当初の50万円から暴落すれば結果は同じですが、たとえば50万円から60万円に上がったあと一気に暴落した場合、猫道場主の作戦を採用すれば、値上がり分の2万円は助かるのです。

税金に注意

さて、それから数年後、猫道場主が塩漬けにしていたビットコインはさらに急騰を続けています。(1BTC=500万円)を超えた場合の対応を考えてみましょう。

現時点で猫道場主の口座には(33.5万円)分の残高があります。また値上がり分を引き出してしまおうと思いはじめたのですが、ここは注意が必要です。

今、値上がり分の23.5万円分全額を引き出すと、「雑所得」が20万円を超え、課税対象になってしまうのです。しかしサラリーマンの場合は、20万円までの所得は非課税です。課税対象額(20万円)未満を引き出し、残額を翌年に引き出すというのが、税金のかからない賢い使い方になります。

「あぶく銭」なら失っても痛くない

これはもともと「あぶく銭」の10万円から始まった投資です。このまま相場が急落し、最悪ビットコイン自体が破綻したとしても、そのまま放置しておいても痛くもありません。8.7万円を事前に引き出しているので、最大でも(1.3万円)分失うだけです。

このように考えれば、ビットコイン投資はそれほど怖くなくなります。


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FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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