初心者トレーダーが絶対やってはいけない禁じ手の数々とは

FXの基礎編

多くのFX初心者が犯す多くのミスは、損益計算ができないことと、ロスカットルールを理解していないことに起因しています。逆にいえば、この基本を押さえるだけでもかなりのマイナスを抑制することが可能なはずです。

さらに、いわば「禁じ手」ともいえる以下の4つの点に気をつけて取り組んでいけば、初心者卒業も近いといえるでしょう。


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乗り遅れた電車に飛び乗るとケガをする

ドアの閉まりかけた電車に飛び乗ろうとしてケガをするくらいなら、多少時間には遅れても、1本後の電車に乗ったほうが安全です。これは相場にも当てはまります。相場は波動を描きながら上下を繰り返しています。勝てると確信した波に乗り遅れて通り過ぎたとしても、またいつか、あたらしい波がやってくるはずです。

乗り遅れまいとして飛び乗った相場というのは、だいたい目先の高値であったり、安値であったりするケースが多いはずです。つまり、そこから先、自分のポジションに対してアゲインストに動く危険性が高いということになります。

チャンスはまたやってきます。そのように落ち着いて構える姿勢が必要です。

途中で投資戦術を変えると確実に失敗する

トレードのスタンスを途中で変更するというのは負け戦の常道です。たとえば、基本的に短期決済中心のトレーダーが、途中で戦術を変更して、ポジションを2〜3日持ち続けてしまうと、明らかに変調をきたします。

短期トレードと長期トレードとではアプローチの仕方が違います。途中で戦術を変えると、ポジションを持ったときの判断基準と、現在のポジション状況に、差が生じてしまうのです。往々にして、それが致命傷となってしまうケースもあるので、注意が必要です。

多数派についていくと爆死することがある

ファンダメンタルズの弱点

多くの参加者がいる方向に追従すると安心感が生まれます。いわゆる「バンドワゴン効果」といわれるものです。FXトレードにおいては、トレンドを把握することが最大のテーマなのですが、他の人と同じポジションを持っている安心感に騙されて、トレンドを見誤ってしまうことがあります。

とくにファンダメンタルズを重視するトレーダーが、この罠にハマる傾向が強くなります。多くの参加者が、ターゲット通貨の当該国の経済状況や政治情勢に光明を見いだして勝負に出ますが、結果が思うように出ないことが多いのです。

ファンダメンタルズ分析の盲点は、短期の相場変動を読むことができないことにあります。長期的な目でみればファンダメンタルズは相場に反映されることが多いのですが、かならずしも短期のトレンドとは方向性が一致しないことが珍しくないのです。

少数派に身を置くためにはどうしたらいいのか

多くの人と違う道をすすむというのは不安なものです。しかし、分析力の裏付けがあれば、自信をもって自分の道を行くことができるようになります。

そのためには、ファンダメンタルズの材料に左右されないテクニカル分析のスキルを磨くことです。エントリーする前にチャート上で相場が変化するポイントをテクニカル分析で押さえることができれば、他人の動きに惑わされることなく、勝てる可能性を高めることができるでしょう。

初心者が安易に「両建て」をやってはいけない

両建てのテクニック

両建て」というのは、同じ通貨ペアについて、売り買い両方のポジションを同時に持つ戦術です。(ドル/円)であれば、「ドル買い(円売り)」とともに、「ドル売り(円買い)」のポジションを同量持ちます。

たとえば「ドル高」が進んだケースでは、「ドル売り」ポジションには損失が生じますが、「ドル買い」ポジションには利益が生じます。一方の損失をもう一方の利益で相殺できるわけですが、これだけでは、いつまでたってもプラスマイナスゼロで収支は変わりません。しかし、これには裏のテクニックがあります。

たとえば大きな為替変動が発生した場合に、このような効果があります。

①(ドル/円)の両建てポジションを保有する
②ドルが高騰した
③「ドル売り」ポジションはロスカット(強制的な決済)された
④「ドル買い」ポジションは大きな含み益が発生した
⑤「ドル買い」ポジションを決済して利確した

2つのポジションは上下に同じスコアで動きましたが、一方はロスカットでマイナスが確定したにもかかわらず、もう一方は青天井で値段が上がりました。つまり、ロスカットが働くような大変動が起こると、大きな利益を得ることができるのです。

両建ては相場に対する敬意を欠くという思想

金融商品のなかには、両建て戦術が有効に働くものもあります。たとえば金などのコモディティは24時間トレードができないので、マーケットが閉じている空白の時間帯に大きな事件が起こった場合に、翌日のオープン時に価格が大きく飛んでしまう可能性があります。このようなリスクに備えて、前日のクローズ近辺で両建てをする対策が有効だといわれています。しかし、外国為替市場は24時間マーケットが開いているので、そのような対策には意味はありません。

もちろん、ベテラントレーダーの戦術の選択のひとつとして、両建てが成立する場合もあります。しかし、初心者が安易に取り組むべき方法とは考えにくいところです。初心者がなんら根拠なく、意味なくポジションを保有し、ひたすら為替の暴騰や暴落を待つという戦術は、相場に対する敬意を欠いているといえるでしょう。両建てにしてロスカットを待つぐらいなら、素早く損切りをするほうが、はるかに効率的です。


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FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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