投資初心者がビットコインで手痛い失敗をしないための心構え

初心者を狙う罠

ビットコイン投資はFXや株式投資とはかなり事情が異なります。既存の金融商品と比較して圧倒的に値動きが激しく、それだけ魅力的ではあるといえるのですが、テクニカル分析が通用しないという声も多々聞かれます。そこで今回は、ビットコインと既存の金融商品との決定的な違いをわかりやすく解説します。


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株式投資やFXとは異質なビットコイン投資

ビットコインでも相場変動のチャートが形成されるため、相場分析のためにFXや株式投資で用いられているテクニカル分析が転用されています。投資家の心理やファンダメンタルズの要因が反映されるのがチャートですが、ビットコイン特有の事情があることを知っておかなければなりません。

利確するための理論が存在しない

ビットコインには株式や為替市場のように、適正な価格水準を示す理論値が開発されていません。したがって、利確するべきタイミングを示す理論が不在なのです。

そのため、決済はトレーダーの感覚頼みという現状があります。当然ながら、利確後に価格が大きく伸びたり、その逆もしかりで、勝ち負けや利益幅は結果論になりがちです。

資金流入の状況で相場が大きく動く

株式であれば企業の財務状況、FXであれば政策金利といった数字で捉えられる材料がビットコインには乏しく、相場は、資金がどのくらい流入(流出)するかによって激しく動きます。資金の出入りはテクニカル分析で把握することはできません。

たとえば、過去には中国政府のビットコイン規制が市場に大きな影響を与えたように、各国のビットコインに対する政策の変化によっても資金の流れはがらっと変わります。

テクニカル分析は通用しない

ビットコインの歴史と市場規模

テクニカル分析は投資家の売買行動を経験則に基づいて理論化したものです。株式投資やFXでは、テクニカル分析を参考にして売買する市場参加者が多く、経験則が積みあがっているため、テクニカル分析は場の値動きを予測するツールとして有効であるとされています。

ところが、ビットコインは歴史が浅いので、経験則の積み上げが少なく、市場規模が小さいために、分析の前提となるサンプル数が圧倒的に小さいのです。

どれだけ多くの投資家が注目するかで決まる

テクニカル分析は、チャートそのものに「力学的な法則」があるわけではありません。チャートの形に多くの人が注目し、「この形からチャートはこう動く」という投資家の思惑が一致することによって、実際にそのような投資行動を誘引し、チャートはそのような絵を描きます。

要するにチャートとは「人間心理の鏡」であり、その作用が生まれるためには、より多くの市場参加者が必要になります。

テクニカルが働くかどうかの評価が拮抗

ネットでは「ビットコインにローソク足が有効」「酒田五法が効く」といった類いの情報が溢れていますが、それと同じぐらい、「ローソク足は無効」「酒田五法が効かない」という声も聞かれます。ネットで紹介されている情報は当たっていることもありますが、はずれていることもあります。

要するに結果論です。このように、分析手段の評価が拮抗している状況では、テクニカル分析に信頼性があるといい切ることは難しいでしょう。

猫道場主の感覚

ビットコインや仮想通貨市場におけるテクニカル分析はあまり役に立たないというのが猫道場の評価です。投資感覚的にも、数週間で時価総額が2倍になるような荒れた市場環境では、投資家の心理よりも需給(=資金の流入量)の影響が圧倒的に勝ると考えられるからです。

ビットコイン投資とどのように付き合うべきか

最優先すべきはリスクヘッジ

ビットコインはハイリスクな投資です。したがって、儲けの最大化を狙うのではなく、利益は小さくなっても危険をできるだけ避ける選択をしたほうが、着実に資金を増やすことにつながると思います。

リスクヘッジのためのひとつの作戦

価格の変動が大きいビットコイン投資で注意しておきたいのは、リスクヘッジをどうするかという課題です。もちろん「これがベスト」という方法ではありませんが、ネットでは以下のテクニックが紹介されています。

・価格が2倍になったところで投資額の3分の1を利確する

10万円で買ったコインが20万円になったときに、6万円を利確すれば14万残ります。残りをそのままポジション維持し、その先値上がりすればよし、もし大暴落したとしても4万円であればプラスマイナスゼロですから、そのタイミングでポジションを決済するかどうかを決めてもいいでしょう。

「投資額の3分の1を利確」の理由

あるいは、価格が2倍になったタイミングで半分(10万円)利確する方法も考えられます。その場合、その先の相場がどうなっても損失が発生することはありませんが、その後さらに上昇したときの機会損失が大きいように感じます。

せっかく投資をするのですから、もう少し積極的にいってもいいと思えるし、確率論でいえば、長期的には上値を追う可能性の方が高いように思います。それが「3分の1を利確」の根拠ということです。

すべて失ってもいい気持ちで取り組む

上記のリスクヘッジも完璧ではありません。なぜなら「3分の1を利確」するためには、「2倍に値上がりする」前提が必要だからです。予測不能の状態で、投資直後に大暴落するリスクもあるのがビットコインです。「儲かればラッキー」というぐらいの広い気持ちで取り組んだほうが、うまくいくのではないかと思います。


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FX超初心者専科 猫道場 道場主H

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FXトレードは知識や経験の差によって、結果に大きな差がでます。 多くの人が1年以内にトレードから撤退していますが、その原因の多くはやはり知識や経験の少なさによるものです。 FXはボードゲーム(将棋やチェスなど)に例えられることがあります。 どんなゲームでも基本が身についていなければ、相手に勝つことはできません。 孫子の兵法に「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。 戦いに勝つためには、まず相手のことを知らなければならないという意味です。 FXにおいて、みなさんが戦う相手は、「市場(しじょう)」という大きな敵です。 市場と戦うための知識の入り口として、ぜひこのサイトを役立てていただきたいのです。 そして、経験についてはトレードを積み重ねることによってしか得られません。 みなさんにはご自分の資力の範囲で、無理のないトレードを開始していただきたいと思います。 「はじめに」でも触れましたが、FXトレードは奥が深いものです。 将来の勝ち組を目指して、また、その過程で経験するであろうFXの怖さやワクワク感をぜひ堪能してほしいと思います。 どんなゲームにもビギナーズラックがありますが、そのような幸運は長くは続かないことを知り、くれぐれも丁半博打のような無謀なトレードをしないように気をつけてください。

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