2021年に最高値をつけたビットコインですが、その後は下落が続いています。流動性が低く相場の振れ幅が大きいビットコイン投資は、うまくはまれば莫大な利益を生む可能性がありますが、失敗すると目も当てられない状態になります。
それでもビットコイン投資に挑戦したいトレーダーのために、今回は猫道場がとっておきの方法を指南します。
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多くの悲劇を生むビットコイン投資
投資家の阿鼻叫喚が聞こえてくる
最初に、ビットコインで資産を失った投資家の悲痛の叫びをネットからいくつか拾ってみましょう。

あああああああああああああああ‼
ぼくたんが貯めに貯めた500漫画
トンで行くうううううううううううううう‼‼

あひゃはややあああああああ‼‼‼‼‼‼‼300間ーんえんん‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼いっしょうけんめいためた300まーんえん‼‼‼‼25歳にして酒もタバコmおギャンブルもせずに必タヒに貯めた300まーんえねん‼‼‼

タヒにました。借金負いました。息子に「高校辞めて働いてくれ」って言わなきゃならんのが一番辛い
破滅する人の特徴
ネット上を賑わすこれらのコメントの真贋は別として、かれらに共通しているのは、「なくなると決定打になるぐらいの痛い金額」を投資に投じていたということです。これはビットコインに限らず、すべての投資に共通する危険な投資方法です。
投資資金はどうあるべきか
投資における戒めの言葉に「投資は余剰資金で」というものがありますが、「余剰資金」といっても受け取り方は人それぞれです。実際にどれぐらいの資金まで投資に回しても許されるのかについて、2つの視点から考えてみましょう。
余剰資金とはいくらのことか
余剰資金といっても人それぞれです。ひとつの考え方としては、「万一全部なくなったとしても、生活の屋台骨が揺らぐことはない」程度のお金と捉えることができます。
余剰資金を「この2~3年は使う予定がないお金」と安易に考えているとすれば危険です。このお金は、「2~3年後には必要になるかもしれないお金」になる可能性があるわけです。たとえばそれは、教育資金や住宅資金などの資金です。
必要な時期がたとえ10年後や20年後であったとしても、これらの資金を使ってはいけません。教育資金や住宅資金はコツコツ貯めるものであり、投資でまかなおうという考え方は絶対にダメです。失敗すればライフプランが大きく狂ってしまいます。
失ってもいい金額
あるべき投資資金を決める際には「失ってもいい」という感覚が必要です。たとえば、投資で30万円損したとしましょう。こんなときに、「30万円もあれば海外旅行に行けたし、欲しかったバッグも買えたのに…」と考えてしまうようであれば、30万円は、自分にとって失ってもいい金額とはいえません。
投資に回したお金は、勝っても負けてもゲームの「ポイント」として捉えるくらいの割り切りが必要です。もっとも、旅行やバッグと投資を両天秤にかけるようなメンタリティの人は、投資に向いていないかもしれません。
仮想通貨には捨てるつもりで投資しろ
猫道場主の場合は最悪10万円までなら許せる
ビットコインや仮想通貨投資における猫道場のアドバイスは、「捨てるつもりで投資しろ」ということです。たとえば競馬で当たったとか、不要な物がネットで意外に高い値段で売れたとか、サラリーマンであれば年末調整で戻ってくるなど、臨時ボーナスが入ることがあると思います。
普段このようなお金を何に使っているでしょうか。飲食や洋服、それとも生活費でなんとなく使ってしまうことが多いのではないでしょうか。語弊がありますが、こんなときに、この「あぶく銭」を投資に使ってみるというのはどうでしょうか。
「あぶく銭」は生活になくても困らないお金です。ちょっと高い店でお酒を飲んだつもりで、無くしてしまっても諦めがつきます。正気を失って「あひゃはややあああああああ」と叫ぶこともないはずです。それに、投資の勉強の一環として仮想通貨にチャレンジするということであれば、まったくの無駄金にはならないでしょう。
その金額の目安は、猫道場主であれば10万円です。猫道場主は10万円までなら失ってもいいので、ビットコインではなく、あえてもっと激しい値動きが望める対象に投入してもいいと考えています。
失ってもいい金額なら草コインに投じてもいい
マイナーな仮想通貨である「草コイン」であれば、うまくいけば100倍以上になる可能性もあります。宝くじを10万円分買うことを考えれば、はるかに高確率です。うまくいけば10万円が1000万円になるわけですから夢があります。
もっとも、草コインの場合、ある程度取引高のあるコインでないと、高騰したところで売る相手がなかなか見つからないというリスクもあります。その場合、ジリジリしているうちに元の値段まで落ちていくこともあるようです。草コインではよくある話だそうですが、元々失ってもいい金額なので、ゲームの一種として割り切ることができれば、これはこれで楽しいと思うのです。
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